ビジネスカードにも上質なサービスを求めたい方には、アメリカン・エキスプレスのビジネスカードが最適です。
アメックスのビジネスカードには、アメックスビジネスグリーンと、上位カードとなるビジネスゴールドの2種類のカードがあります。
アメックスビジネスグリーンとビジネスゴールドでは、年会費に倍以上の違いがあり、どちらのカードを選択すべきか悩んでいると言う方も多いのではないでしょうか。
アメックスビジネスグリーンとビジネスゴールドには、年会費の差ほどの特典の差があるのか?と疑問に思っている方も多いでしょう。
今回は、そうした疑問を埋めるために、アメックスビジネスグリーンとビジネスゴールドの年会費の差で、どれほど特典に違いがあるのか検証していきましょう。
アメックスビジネスグリーンとビジネスゴールドの基本情報を比較
まずは、アメックスビジネスグリーンとビジネスゴールドの基本情報から比較していきましょう。
ビジネスグリーン | ビジネスゴールド | |
---|---|---|
年会費 | 13,200円(税込) | 36,300円(税込) |
追加カード | 6,600円(税込) | 13,200円(税込) |
ETC | 年会費無料 | 年会費無料 |
申込資格 | 20歳以上の法人・ または個人事業主の方 |
20歳以上の法人・ または個人事業主の方 |
追加カードに関しても、年会費に倍の違いがありますので、使用者が増えるほどコストの差は大きくなってきます。
付帯保険はほぼ同等!国内旅行傷害保険はビジネスゴールドが有利
特に、海外出張の多い法人の場合には、海外旅行傷害保険の補償内容もカード選択の大きな判断基準のひとつとなります。
ビジネスグリーン | ビジネスゴールド | |
---|---|---|
保険適用条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | 最高1億円 |
傷害治療 | 最高300万円 | 最高300万円 |
疾病治療 | 最高300万円 | 最高300万円 |
携行品損害 | 最高50万円 | 最高50万円 |
救援者費用 | 最高400万円 | 最高400万円 |
賠償責任 | 最高5,000万円 | 最高1億円 |
アメックスビジネスグリーンとビジネスゴールドの付帯保険を比べると、補償内容はほぼ同等のものとなっています。
補償の最高金額には倍の差がありますが、海外出張の際に実際に利用する頻度の高くなる、傷害・疾病治療の補償は最高300万円と同額になっています。
ただし、国内旅行傷害保険ではともに利用付帯で最高5,000万円の補償となっていますが、アメックスビジネスゴールドには航空便遅延費用が付帯しています。
乗継遅延費用 | 最高2万円 |
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出航遅延・欠航・搭乗不能 | 最高2万円 |
受託手荷物遅延 | 最高2万円 |
受託手荷物紛失 | 最高4万円 |
アメックスビジネスゴールドでは、国内航空便遅延費用が付帯していますので、国内出張の際に万が一航空便に遅延が発生した場合でも安心です。
国内での航空便を利用した出張の多い法人の場合には、アメックスビジネスゴールドを選択した方が安心です。
また、アメックスビジネスグリーンとビジネスゴールドでは、双方ともに年間500万円までのショッピング保険が付帯しています。
パワフルな補償金額が用意されていますので、ビジネスで購入した品物の破損や盗難にも安心を備えることができますね。
多彩なプロテクションも
アメックスビジネスグリーンとビジネスゴールドでは、国内外の旅行傷害保険だけではなく様々なプロテクションも利用することができます。
不正プロテクション
オンラインプロテクション
ショッピングプロテクション
リターンプロテクション
など、カード利用に関する様々なトラブルに備えることができます。
特に、アメックス独自のユニークなセキュリティ機能となるのがリターンプロテクションです。
リターンプロテクションでは、購入店が返品を受け付けてくれない場合に、アメックスが返品・返金を行ってくれるサービスとなっています。
他のカードにはない、特別なセキュリティサービスが付帯しているのも、アメックスのビジネスカードならではの特典です。
ポイント還元率は同等
アメックスビジネスグリーンとビジネスゴールドでは、双方のカードともに100円に1ポイントの「メンバーシップリワード」を貯めることができます。
メンバーシップリワードは2対1のレートで各種航空マイルに交換することができますが、年会費3,300円(税込)のメンバーシップリワードプラスに登録すると交換レートがアップします。
メンバーシップリワードプラスに登録することで、1対1の等価でマイルに交換可能になるほか、通常3年間のポイント有効期限が無期限になる特典があります。
メンバーシップリワードでは、
スターアライアンス | ANA シンガポール航空 スカンジナビア航空 タイ国際航空 |
---|---|
ワンワールド | キャセイパシフィック航空 フィンランド航空 ブリティッシュ・エアウェイズ カタール航空プリヴィレッジクラブ |
スカイチーム | デルタ航空 フライング・ブルー アリタリア-イタリア航空 チャイナエアライン |
所属無し | ヴァージン・アトランティック航空 エティハド航空 エミレーツ航空 |
このように、非常に幅広い航空会社のマイルに交換してポイントを利用することができます。
経費の支払いで貯めたポイントで、お得な特典航空券をゲットしてみるのも良いのではないでしょうか。
メンバーシップリワードプラスに登録するとポイントの有効期限が無期限になりますので、実質無期限でマイルを貯めることができるのも嬉しいですよね。
空港サービスも同等、ただし一部ゴールドカード限定サービスも!
アメックスビジネスグリーンとゴールドでは、海外出張の際に役立つ手厚い空港サービスを利用することができます。
空港ラウンジサービス
手荷物宅配サービス
空港パーキング
無料ポーターサービス
海外用レンタル携帯電話
など、充実した空港サービスが用意されていますので、出張の多い法人には最適なビジネスカードとなっています。
特に利用頻度の高くなるサービスとしては、空港ラウンジサービスが挙げられるのではないでしょうか。
フリードリンクや空港での待ち時間を有意義に過ごすことができますので、出張の際の空港での待ち時間でのストレスを軽減することができます。
本カード会員だけではなく、追加カードでも空港サービスをうけることができますので、社員だけでの出張の際にも便利に活用することができます。
ビジネスサポートは一部ゴールド会員限定サービスがある
アメックスビジネスグリーンとビジネスゴールドでは、手厚いビジネスサポートも魅力となっていますが、一部ゴールド会員限定のサービスがあります。
共通して利用することができるサービスとして、
ビジネス・コンサルティング・サービス
ビジネス情報サービス・ジーサーチ
ビジネス調査代行サービス
クラブオフ
など、豊富なビジネスサポートが用意されています。
特に、ビジネスを成功に導くために有効なサポートとなるのが、ビジネス・コンサルティング・サービスでしょう。
業務改善などの相談を専門の経営コンサルタントに相談できるだけではなく、セミナーなどの優待割引もありますので、ビジネスに行き詰まりを感じている方にもおすすめです。
さらに、クラブオフではレジャー・宿泊施設などでのお得な優待プログラムを利用することが可能となっています。
社員の福利厚生にも利用できますので、社員のモチベーションアップに役立ててみるのも良いのではないでしょうか。
アメックスビジネスゴールドだけのビジネスサポート
アメックスビジネスゴールドでは、上記の豊富なビジネスサポートに加えて「ヘルスケア無料電話相談」のサービスを利用することができます。
食事や運動・健康維持などに関する相談を、24時間365日対応で受け付けしてもらうことができます。
健康維持に関する相談だけではなく、体調不良の際の医療機関の紹介も行ってくれますので、急な身体の異変の際にも便利に活用することができます。
ビジネスには健康が資本となっており、特に個人事業主の方の場合には体調を崩すと収入に直結してしまいます。
こうした、健康に関する相談窓口が用意されている点も、アメックスビジネスゴールドの優秀なポイントと言えるのではないでしょうか。
特典の差は?どっちのカードがお得?
ここまで、アメックスビジネスグリーンとビジネスゴールドの特典の差を比較してきました。
両者のカードでは、2倍〜3倍近い年会費の差がありますが、年会費の差分の特典の差はあるのでしょうか?
ここでは、まとめとして、どちらのカードが結局お得になるのかを解説します。
コスパで選ぶならビジネスグリーン
コスパでビジネスカードを選択するなら、アメックスビジネスグリーンを選択するのがおすすめです。
アメックスビジネスグリーンでは、13,200円(税込)の低コストでありながら、他のゴールドカードには無い特別なサービスが充実したビジネスゴールドカードとなっています。
空港サービスやビジネスサポートなど、アメックスビジネスゴールドと共通のサービスも多く、コスパ◎のビジネスカードと言って良いでしょう。
海外旅行傷害保険では、傷害・疾病治療で最高300万円の補償が用意されており、海外出張の多い法人にもおすすめのカードです。
アメックスのステータス性もありますので、上質なビジネスカードで、かつコスパに優れたカードを利用したい方には最適です。
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特典で選ぶなら迷わずビジネスゴールドを
アメックスビジネスグリーンとビジネスゴールドでは、共通のサービスも多くなっていますが、やはり充実度ではアメックスビジネスゴールドが圧倒的です。
さらに、アメックスビジネスゴールドでは、2017年2月に追加された特典で、最強のビジネスカードと言っても良い進化をしました。
コンシェルジュでのダイニング予約のサービスなど、他のビジネスゴールドカードにはない特別なサービスが豊富に用意されています。
特典を利用することで、年会費の差を充分に埋めることが可能です。
アメックスビジネスゴールドは年会費以上の価値あり!ビジネスグリーンもコスパ◎
今回は、アメックスビジネスグリーンとビジネスゴールドの特典の差について、詳しく解説してきました。
共通のサービスが多くアメックスビジネスグリーンはコスパ◎
アメックスビジネスゴールドだけの特典も多数ある
2017年2月に追加されたアメックスビジネスゴールドの特典は最強
このように、年会費の差分の特典の差は充分に感じられる結果となりました。
アメックスビジネスグリーンとビジネスゴールドでは共通のサービスも多く、年会費13,200円(税込)のビジネスグリーンはコスパ◎となっています。
ただし、アメックスビジネスゴールド独自のサービスも多く、特に2017年2月に拡充されたサービスは独自性の高い特典となっています。
より上質なビジネスカードを求める方は、アメックスビジネスゴールドを検討しても良いのではないでしょうか。